小児科専門医の相談室㉑ 「子どものめまい ― よくある原因と受診の目安 ― 」
- 4月28日
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子どものめまいは、大人のように「めまいがする」とうまくことばにできないため、「ふらふらしている」「まっすぐ歩けない」「急に起き上がらなくなる」「なんとなく元気がない」といった様子で気づかれます。
幼児期から就学期のめまいはおたふくなどのウイルス感染によるものや内耳奇形が原因になりますので難聴をともなったり、まっすぐ歩けない場合はMRIなどの画像検査が勧められます。
思春期のお子さんでは、立ちくらみや起立性調節障害がよくみられ、脱水や睡眠不足、疲れ、かぜの前後などでもふらつくことがあります。また、片頭痛に関連してめまいが起こることもあります。成長期は自律神経のバランスが乱れやすく、朝起きにくい、立つと気分が悪い、学校でふらつくといった症状として現れます。
まれではありますが、脳の病気が原因となることもあるため注意が必要です。特に、繰り返し嘔吐する、頭をぶつけた後に症状が出た、意識を失った、ものが二重に見える などの症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

2026/4/28
日本女医会 小児救急・子育て支援委員会
新谷朋子


