更年期障害の治療薬「メノエイドコンビパッチ」

作成者:東京女子医科大学成人医学センター 婦人科 東舘 紀子


1.女性と加齢

加齢は男女に共通する現象であるが、女性には男性と異なり「閉経」が起こり、以後加齢現象が促進することが知られている。閉経前後の心身の不調は「更年期障害」と呼ばれ、その病態は「エストロゲン」の急激な減少を主因とし、そのほか社会環境因子や個人の心理などが複雑に絡み合って、引き起こされる。更年期以降の女性の「エストロゲン」低下とその欠落症状は、時間とともに変化が見られる(図1)。


図1エストロゲンの欠乏症状(日本産科婦人科学会生殖・内分泌委員会)