子宮頸がんは予防できるがんです-子宮頸がんをなくしましょう

作成者:日本女医会理事 対馬 ルリ子


子宮頸がんとは?

子宮がんには、子宮頸部に発生する子宮頸がんと、子宮体部内膜に発生する子宮体がんがあります。子宮頸がんは、子宮の入り口である子宮頸部の粘膜上皮にできるがんで、若い女性特有のがんとしては乳がんの次に、最も多いがんです。扁平上皮がんと腺がんがあり、腺がんが20%程度です。


どのくらいの患者数? 死亡数は?

現在、日本では年間15000人が子宮頸がんに罹患し、約3500人が死亡しています。これは、毎日9人の女性が子宮頸がんによって命をおとしている計算になります。世界中では、毎年約50万人が子宮頸がんになり、27万人が死亡しています。生存していても、多くの女性が子宮を失って妊娠や出産ができなくなり、排尿障害やリンパ浮腫などの後遺障害に悩まされます。特に、近年では、20~30代の女性に子宮頸がんが急増していることが問題になっています1)。