症状が顔や首、腕など日光が当たる部分に見られることから、紫外線照射による日光皮膚炎がまず考えられます。
日本では、5月のゴールデンウィーク頃より、紫外線が強くなります。同時に暖かくなると戸外での活動も盛んとなり、無防備のまま日光を浴びていることがよくあります。最近ではオゾン層の破壊により有害な紫外線が増加し、皮膚にダメージを与え、皮膚炎を引き起こすと考えられています。
紫外線から皮膚を守り、日光皮膚炎を予防するためには、以下のことに気をつけましょう。
1.紫外線の強い時間帯の外出を避ける。
正午前後の紫外線が強い時間帯を避けて戸外生活を楽しんでください。
2.日陰を利用する。
外出した時は、日陰を見つけて利用しましょう。ただし、日陰であっても常に紫外線を浴びていることは忘れないようにしてください。
3.日傘を使う、帽子をかぶる。
但し、紫外線防御機能を高めた日傘や、幅の広いつばのある帽子は、直射日光を防ぐのに有効ですが、大気中で散乱している紫外線まで遮断することはできません。
4.衣服で覆う。
袖が長い襟付きのシャツを身にまとうなど、肌の露出を避けることが首や腕、肩を紫外線から守る最も簡単で確実な方法です。
5.日焼け止めを上手に使う。
顔など衣類で覆うことのできない部分には、日焼け止めを使うのが効果的です。女性の場合は、パウダリーファンデーションを重ねづけするとさらに紫外線防御機能が高まります。
以上のことに気をつけて日常生活を送ることが、日光皮膚炎の予防に繋がりますが、治りにくい場合は早めに皮膚科専門医を受診なさってください。速やかに改善されるはずです。